第6章：配列

6.1 はじめに

配列は、同じ型の複数の値をまとめて扱うためのしくみです。たとえば、複数の点数や名前をまとめて扱いたい場合に便利です。

6.2 配列の宣言と初期化

配列は 型[] 変数名 = new 型[要素数] または 型[] 変数名 = { 値1, 値2, ... } のように記述します。

using System;

class Program
{
    static void Main()
    {
        int[] scores = new int[3];
        scores[0] = 70;
        scores[1] = 80;
        scores[2] = 90;

        Console.WriteLine(scores[1]); // 80 を表示
    }
}

6.3 配列の繰り返し処理

配列のすべての要素に順番にアクセスするには for や foreach を使います。

string[] names = { "太郎", "花子", "次郎" };

foreach (string name in names)
{
    Console.WriteLine(name);
}

6.4 配列の長さ

配列の要素数は 配列名.Length で取得できます。

int[] numbers = { 1, 2, 3, 4 };
Console.WriteLine(numbers.Length); // 4

6.5 まとめ

配列を使うと、同じ型のデータをまとめて扱えます。
要素にアクセスするにはインデックス（番号）を使い、繰り返し処理と組み合わせて便利に使えます。
次章では、文字列の扱い方について学びます。

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